【恋リア】ラヴ上等2(2026)|メンバーの幼稚性の露呈。恋愛で丸裸にされる精神的幼さについて【ネタバレ考察】

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Netflixオリジナル

『ラヴ上等 シーズン2』は、2026年8月4日からNetflixで世界独占配信がスタートした恋愛リアリティシリーズ。舞台を沖縄に移し、過去に不良として生きてきた男女による共同生活と恋愛を追う。

プロデューサー・MCはMEGUMI。スタジオでは永野、Awichらが参加者たちの恋愛模様を見守る。主題歌はSPEED「Body & Soul」。

恋愛リアリティ番組に対して、登場人物の言動をあれこれ分析したり、真面目に考察したりすること自体、そもそも野暮なのは理解している。

それは十分わかった上で、今回は『ラヴ上等』を観ながら自分が感じたことを、あえて率直に書いていこうと思う。

基本情報




作品名:ラヴ上等 シーズン2
原題:Badly in Love Season 2
公開年:2026年
製作国:日本
上映時間:全10話
監督:―
脚本:―
出演:一般参加者、MEGUMI、永野、Awich
ジャンル:恋愛リアリティショー

あらすじ




過去に不良として生きてきた男女が、本気の愛を求めて共同生活に参加する恋愛リアリティショー『ラヴ上等』。シーズン2の舞台は沖縄の「羅武上等マリーンアカデミー」。日本各地から集まった男女が生活をともにしながら、それぞれの過去や価値観と向き合い、恋愛関係を築いていく。




そして『ラヴ上等』を見ていて改めて思うのが、恋愛リアリティ番組って、出演者と視聴者の精神年齢がある程度近くないと、かなり見るのがしんどいということ。

若い参加者の「俺はこういう男だから」「私はこういう女だから」という価値観を見ても、共感より先に「いや、相手に合わせればいいじゃん」となってしまった。

相手の気持ちを察してあげる経験がないのか、余裕がないからなのか、他者にすぐ感情をぶつけてしまう。

自分はこれを観て、エンタメとしては面白いけど、精神年齢の低さに距離感を感じてしまったわけです。

まぁ、そりゃそうだ。20代の子たちの価値観と40代の自分の価値観が合うわけもない。

だから自分は、ある程度年齢を重ねた人たちが恋愛だけではなく、過去の失敗や仕事、家族、老後まで背負ったうえで相手と向き合う『あいの里』の方が好きだ。

恋愛における問題も「好きか嫌いか」だけでは終わらない。そのくらいの精神年齢のほうが、今の自分には圧倒的に共感しやすい。

今回はそれらをわかったうえで、感じたことを綴っていこうと思う。

全体に漂う精神的な幼さ




シーズン2を観ていて一番強く感じるのは、登場人物たちの精神的な幼さだ。

マー君は全身に入れ墨を入れているが、その際に麻酔を使ったというエピソードは可愛らしいものがあるが、焼肉の話でも、「俺が焼肉を食いたかったら、彼女が寿司を食いたくても焼肉を食う」というような価値観を語っていた。

彼にとっては「自分の意見を押し通すことが男らしさ」なのか、

女子のリアクションはそうじゃないよ、マー君。

ヤンキーの世界も今では相手に寄り添うことが求められるのです。

新しく入ってきたかずくんが自己紹介で「男と仲良くする気はねえから」発言に対して男性メンバーたちが激しめに反応して揉め始める。

しかし彼が言いたかったのは、単純に「俺は友達を作りに来たんじゃなくて恋愛をしに来た」ということだろう。

ましてやヤンキーを集めた番組だ。最初の自己紹介で多少カマすくらい、自分たちだって分かりそうなものだが言葉尻だけを捉えて怒り、本人が説明して謝った途端にコロッと態度を変える。なんとも表層的なヤンキーだなと思ってしまった。

怒りの沸点は著しく低く、相手の気持ちをおもんばかってあげることを知らない共感性の低い子供たちにみえてしまう。

更生を見届けられない・新参者を受け付けない




DVの話でも同じだ。過去に女性へ暴力を振るったことのある男性が、その事実を正直に告白し、「これからは絶対に暴力を振るわない」と誓う。

しかし過去に父親や元彼からDVを受けた女性メンバーたちは、「DVをする男は変わらない」という考えを頑なに崩さない。

もちろん彼女たち自身に辛い経験がある以上、そう思ってしまうことは理解できる。ただ本人が過去を認めて更生しようとしているのに、変わる可能性すら最初から認めないというのも、それはそれで自分の経験と価値観の中だけで相手を判断しているように見える。

「元カレが全員DV」「元カレがみんな薬物で捕まっている」といった過去を、どこか武勇伝のように語る女性たちについても同じことを感じた。

それって逆に、「自分は男を見る目がありません」と言っているようなものでもある。

新入生のはーちゃんが入ってきた時の女性陣の対応もそうだ。

コミュニティが出来上がっているところに入ってくるって結構なハードルだけど、メンバーのるるが「うけつけない」みたいな発言をする。まるで小さな村社会みたいだ。

台本があるのかどうかは知らないが、全世界が観てる番組なのでそこは「新しい人を受け入れる度量の大きさ」をみせるほうがメリットがあると思いますが。

この番組では大人同士が恋愛しているはずなのに、実際に観ていると自分の価値観を相手にぶつけ、言葉の表面だけを拾って反応する場面がかなり多い。

その幼稚さこそが人間関係をこじらせ、結果的に番組を成立させている部分もあるというのが皮肉なものだ。

シーズン2への番組への不満




シーズン2でもうひとつ物足りないのが、MEGUMI、永野、ゲストらによるスタジオトークがかなり少なく感じることだ。

恋愛リアリティショーの面白さは、参加者たちの恋愛だけではなく、VTRを観た人たちの「第三者の視点」が加わることで、視聴者自身も登場人物を別の角度から見ることができるところが魅力だと思う。

ところが今回は、本当に一言、二言しゃべったらすぐVTRに戻ってしまうので、「いや、もうちょっと遊ぼうや」と思ってしまった。

そして前シーズンではglobeの「Love Again」が使われていた。自分は基本的にglobeが大好きなので、普段ならこういう番組のオープニングは飛ばしてしまうところを、「Love Again」だけは毎回飛ばさずに聴いていた。

それは「Love Again」がリリースされた1990年代後半の空気と、『ラヴ上等』に登場するヤンキーたちの「どこか今っぽくない雰囲気」が、不思議なくらい重なっていたからだ。

ところがシーズン2ではSPEEDの「Body & Soul」に変更された。

この曲にそこまで思い入れがないこともあるが、SPEEDの楽曲の世界観とヤンキーのイメージが重ならない。悪く言えば「懐かしい曲を持ってきました」というところで止まってしまっている。

そのため今回はオープニングを毎回飛ばしてしまっている。すいません。

登場人物たちの幼さ、短くなったように感じるスタジオトーク、そして主題歌の変更。まだシーズン2は配信途中なので最終的な評価はできないが、現時点では前シーズンにあった『ラヴ上等』ならではの面白さが、少し薄くなっているように感じている。

少なくとも、「水はやべぇだろ」級の名言を期待したい。

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