【映画】トールガール(2019)|あらすじ・感想。高身長コンプレックスを描いたNetflix青春映画【ネタバレ考察】

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映画『トールガール』の高校廊下シーンを水彩画風に描いたイラスト Netflixオリジナル

2019年に公開された映画『トールガール』。

タイトルの通り背の高い女の子が主人公で、学校生活で自分の居場所を見つける青春ドラマ。

はい、この一文ですべて想像がつくだろうが、あなたの想像通りの内容が展開されていきます。

だけど全然駄作なんかじゃなく、きっと誰しもが共感できる内容となっています。

本記事ではネタバレ全開で感想考察していきます。

あらすじ




・作品名:トールガール
・公開年:2019年
・監督:ンジンガ・スチュワート
・脚本:サム・ウルフソン
・音楽:マテオ・メッシーナ
・ジャンル:青春/ラブコメディ
・上映時間:102分
・製作国:アメリカ
・主なキャスト:エヴァ・ミッシェル、グリフィン・グラック、サブリナ・カーペンター

あらすじ




映画『トールガール』の高校廊下シーンを水彩画風に描いたイラスト

ニューオーリンズで暮らす女子高生ジョディは、187cmという高身長に強いコンプレックスを抱えていた。周囲から目立つ存在として扱われ続け、自信を持てず、常に背中を丸めて生きている。

そんなある日、学校にスウェーデンからの交換留学生ステイグがやって来る。自分より背の高い彼に惹かれたジョディは、「普通の女の子」として恋をしたいと願い始める。

しかし、恋愛や友情、家族との関係を通じて、彼女は次第に「他人にどう見られるか」ではなく、「自分をどう受け入れるか」と向き合うことになる。

父親がいい




このあらすじ読んでもらえればすべて網羅できような作品です。

あっちの学園もののテンプレのような映画だけど決して薄っぺらいわけでもなくて、コンプレックスを克服する一人の女性の話。

実際のジョディを演じたエヴァ・ミッシェルは女優、ダンサー、モデルをしているそうでその身長を活かして本作が出来上がったようだ。

しかし親としてはわが娘には「普通」の青春時代を送ってほしいと思うは自然なこと。

だけどこの身長のせいでジョディは学校のみんなからからかわれる始末。

親としては胸が痛むし、冒頭のシーンで父親が「なんとか身長を止める薬はないか」と医者に聞くシーンも共感できました。

これって男親のほうが気持ち理解できるよね。物語のクライマックスらへんですっかりふさぎ込んでるジョディを励ますのも父親。

というかこの映画って母親の存在感が全然ない。一応母親は健在だけど、娘のコンプレックスに寄り添ってあげてるのはいつだって父親の方だ。母親の描き方が不足していると思う。

あのピアノのシーンもなんだか切なくて、気に入ってるシーンです。

「パパが普通だと思わせようとするほど、私は普通じゃないと思わされる。」

しかし皮肉なことに娘の身長を気にしないふりをしていることこそが娘を傷つけるなんて残酷。

「いつだってどんなことがあってもお前の味方だ」

こういうときはベタベタなんだけどやっぱり「自分は一人じゃない」、「自分にも味方がいる」と思わせるのが一番なんだ。

みんなイキってる




この映画に出てくる学生たちはなぜか全員イキってます。

身長が低い男の子のジャックはジョディに好意を抱いてる子だけど、絶妙に決め顔がウザイ。

お前、最後のジョディとのキスシーンは・・・ちょっとカッコ悪いけど、嫌いじゃないぞ。

ジョディの姉のハーパーの顔は・・・美人か?子供が一生懸命頑張って背伸びしてるような印象。マセガキなイメージです。

そもそもお前、ジョディが壇上で喋ってるときにマイク取ろうとすんなよ。空気読めよ。なんか顔が面白ぇだよ。

一応学年で一番人気のあるキミーも美人ではあるけど、圧がしんどい。ザ・意地が悪いキャラクターでテンプレキャラそのもの。

確かに若いころってこんな感じだよね。異性の目を気にして見栄はったり一生懸命。交換留学生のステイグだって中身のない美形と言った感じ。

小さい世界の子供たちが一生懸命戦ってる画は微笑ましく、時に妙にこっぱずかしくもある。

傷つかないと成長できない




親としては子供には傷ついて欲しくない。

そう思うのは当然のことなんだけど、結局のところジョディも傷つけられて、学んで成長して、コンプレックスを乗り越えたわけで、傷ついてこその成長というのは親としては辛いとこですな。

「可愛い子には旅をさせよ。」

わが子を崖から落とすライオンのような、「つらい思いこそ子供の成長には必要なんだ」と思うと子育てって本当に大変だなぁと本作をずっと親目線で観ていました。

そして大事なのは傷ついた子供に寄り添って、彼女、彼らに愛情を注ぐこと。本作から学んだのはこういう時の子供への接し方でしょうか。

だからこそ最後の壇上でああ言う言葉を言えるようになったんだと思う。もちろんジョディの女友達決め顔がウザいジャックの奮闘のおかげでもあるんだろうけど。

筋トレして、筋肉の繊維が破壊されて、修復して筋線維が太くなるみたいな感じでしょうか。

本作は王道中の王道の学園モノで、ベタな展開だけど、観た後は不思議と悪い気分にはなっていないいい子ちゃん映画でした。続編があるのでさっそく鑑賞してみようかしら。

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