2023年に公開された映画『唄う六人の女』。
なかなか厳しい映画を観た・・・感想は多分皆さんと一緒。
本記事ではネタバレ全開で感想考察していきます。
基本情報
作品名:唄う六人の女
公開年:2023年
監督:石橋義正
脚本:石橋義正/大谷洋介
音楽:加藤賢二/坂本秀一
ジャンル:サスペンス/スリラー
上映時間:112分
製作国:日本
主なキャスト:竹野内豊、山田孝之、水川あさみ
あらすじ

東京でフォトグラファーとして働く萱島森一郎は、疎遠だった父の死をきっかけに、山奥の実家へ戻ることになる。遺産整理のため、不動産関係者の宇和島とともに土地売却の話を進めていた矢先、車で移動中に謎の女と接触事故を起こしてしまう。
その直後、車は制御を失い事故を起こし、森一郎と宇和島は意識を失う。目覚めると、そこは見知らぬ古民家。二人は拘束され、言葉を発しない奇妙な女たちに囲まれていた。
彼女たちはどこか人間離れした振る舞いを見せながら、森一郎たちを翻弄する。やがて、森一郎は父の死とこの土地、そして「六人の女」との間に、単なる偶然ではない繋がりがあることに気づき始める。
6人の女がシュール。
僕は合わなかったですね。おおむね話やいいたいことは理解はできるんです。
萱島の親父は悪徳開発業者から政府の核廃棄物処理場の候補地である土地の売却を拒んでいて、それに気づいた萱島もこの森を守ろうとする話。
簡単に言ってしまえばこんな感じだが、この森には6人の女がいてこの女たちの設定が独特です。
みんなしっかりと化粧をしており、目は黒ではない。
喋らないけど悲鳴をあげることはできる。
食べ物は虫。水川あさみに関しては謎にSっ気。
卵を産む。
一人はやたらと暴力的。
水の中で泳ぐ女。確か『First Love』のダンサー役のアオイヤマダ。
この人の顔面って一度観たら忘れらないんだよね。
あとは光合成してる女たち。
思い浮かぶだけでこんな感じだけど、彼女たちはなぜ女性なのか?なぜ6人なのか?が一切明かされません。
「こういうもの」と言われてしまうと、「そうですか」としか言いようがないけど、僕からするとこれはハリーポッターと同じでファンタジーである。
だからこの設定についていけない人は置いてぼりを食らってしまう。
彼女らは植物や動物的なメタファーであるんだろうけど、この世界観はとにかくシュールで終始何を見せられとんねんといった感じ。
主人公・萱島がダルイ。
山田孝之演じる宇和島は狂暴で自然を破壊する役割の分かりやすいキャラクター。だんだんと本性を出してくる演技はなかなかでした。
にしても萱島は喧嘩弱すぎるでしょ。
気づいたら「森を守る」という壮大なテーマになり、主人公が立ち向かう話ではあるのにこの主人公がいかんせん頼りなさすぎる。
彼女がせっかく助けにやってきたのに「宇和島を連れて帰る」と言って彼女を残して車で去っていく。いや、殺そうとしてきた相手を説得して帰れると思うなよ?お花畑感にあきれる。
しかも謎に丸腰で挑むってなんなん?結果的に殺されるわけで、どんくさい主人公にストレスが溜まります。
さらにかすみから「大事な話がある」って言われてるのに話を聞かないのもどうなんよ。彼女から大事な話があるって言われたら普通ドキッとしない?
この鈍感さ含めてこの主人公・萱島が好きにはなれませんでした。
もはや監督のオナニー的な作品のため、受け入れられる人はかなり少ないと思われます。クセが強すぎて竹野内豊と山田孝之が出てなかったら絶対に観なかったであろう作品。






