【映画】マッチング│ネタバレ考察|なぜブロックしない?犯人の正体と違和感だらけの展開を解説

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映画マッチングの緊張感ある対峙シーンを水彩画風に再現したイメージ画像 ミステリー

2024年に公開された映画『マッチング』。

監督は『全裸監督』で脚本にも参加した内田英治。まぁ、本作予想以上の・・・

本記事ではネタバレ全開で感想考察していきます。

基本情報




  • 公開年:2024年
  • 製作国:日本
  • 上映時間:110分
  • 配給:KADOKAWA
  • 監督:内田英治
  • 主演:土屋太鳳
  • 共演:佐久間大介、金子ノブアキ ほか
  • ジャンル:サスペンス/スリラー

あらすじ




映画マッチングの緊張感ある対峙シーンを水彩画風に再現したイメージ画像

恋愛に奥手なウェディングプランナー・輪花は、友人の勧めでマッチングアプリに登録する。そこで出会った吐夢と実際に会うが、彼はプロフィールとはまるで別人のような不気味な男だった。

その出会いを境に、吐夢は輪花につきまとい始め、やがてストーカー化。恐怖を感じた輪花は、アプリ運営会社のプログラマー・影山に助けを求める。

同じ頃、「アプリ婚」をした夫婦を狙った連続殺人事件が発生。事件と吐夢の存在が次第に交錯していく中で、輪花は想像を超えた恐怖に巻き込まれていく。

輪花、なぜか怪しい男をブロックしない問題。




本作、「出会い系で出会った男がヤバい奴で犯罪に巻き込まれる…」というのが大筋だが、この素材だけみれば『スマホを落としただけなのに』的な、一般市民が事件に巻き込まれる系であり、これはやりようによっては面白くなるもののやっぱり作者はどうにも「余計な足し算」をしてしまったあげくチープな作品に成り下がったお決まりのパターンである。

主人公の土屋太鳳演じる輪花はマッチングアプリで色んな男からいいねもらえてたのに、何故か見た目もそんなにイケてない吐夢とマッチして水族館デートへ。

キモい発言をして繰り返す吐夢にドン引きしてデートは解散。この帰り道の時点で輪花はなぜブロックしないのか理解不能。

その後も吐夢は「個人情報なんて簡単に特定できる」とかいって自宅へ。てか出会い系で個人宅までわかるものなの?

出会い系の制作会社のプログラマーである金子ノブアキ演じる影山たちとつながってるのかな?と思ったけどそうでもなさそうだしアレはだいぶ都合が良すぎる。

ミステリーの王道すぎるパターンの応用

一方で、結婚したばかりのカップルが無残な殺され方をする連続殺人事件が発生中。




犯人は吐夢かと思わせておいての影山が犯人でしたというもはや王道のパターン。

しかしさ、この「見方っぽいキャラ」が「実は悪役」でしたってパターンは永遠に続くのかな?どのミステリー映画観てもこのパターンでもはやダマされる人間っているの?

そして悪そうだった奴・吐夢が実はいい奴だったみたいな感じを匂わせておいて、本作の最後ではこの吐夢も殺人者でしたというどうでもいいオチとなっている。

そう、まさにどうでもいい。

王道パターンをさらに覆そうとした応用編的な感じなんだけど、非常に幼稚な展開になっている。

そもそも吐夢自体が気持ち悪いのでなんの違和感もないんだよ。

輪花の親父も昔チャットルームで不倫をしていて、相手の女につきまとわれていてその息子である影山に命を狙われるというこの設定も拍子抜け。

だって、一般人が何気なく使ってる出会い系によって事件に巻き込まれるという単純な設定だから面白くなるのに、思いっきり狙われる要素がある設定を足すんじゃねぇよ。これによって一気にどうでもよくなる。

C級作品




吐夢が影山から襲われている輪花を助けるシーン。ドアを使って腕をガンガンやり続ければ影山の腕だって折れただろうになぜやめて途中で二人で逃げるのか?

本作に限らず、ミステリーものって殺人者と闘って中途半端にダメージ与えたら満足して逃げるんだよね。

なぜトドメを刺さない?結果的にまた狙われるわけじゃん?正当防衛なんだから徹底的にやれよ。

輪花も消火器でしっかり影山の頭を狙えよ。

全員がどん臭いこのパターンも何百回も他の映画で観た感じそのまま。

つまり本作、設定だけで何も新しい要素がなく、過去のB級作品たちを焼き増ししただけのただの「C級作品」なのである。

これ一応ヒットして続編が作られるらしいんだけど、一体どの層にうけてるのか本当に謎だ。」

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