【映画】カラダ探し THE LAST NIGHT(2025)|怖くない理由と遊園地が活きない問題。「赤い人」と三神遥を解剖【ネタバレ考察】

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映画「カラダ探し THE LAST NIGHT」水彩画風の廃墟シーンで、若者6人が薄暗い光の中を警戒しながら進む横長イラスト ホラー

2025年に公開された映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』。

想像以上に酷かった・・・。これを映画館で観ていたらさらにボロクソいってたと思います。

前代未聞のうんこ映画『“それ”がいる森』よりかは幾分マシだけど、本作も滅多クソに斬っていきます。

本記事ではネタバレ全開で感想考察レビューしていきます。

基本情報




  • 作品名:カラダ探し THE LAST NIGHT
  • 公開年:2025年
  • 監督:羽住英一郎
  • 脚本:土城温美/原祐樹
  • 音楽:菅野祐悟
  • ジャンル:ホラー/サバイバル/青春
  • 上映時間:94分
  • 製作国:日本
  • 主なキャスト:橋本環奈、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜 ほか

あらすじ




映画「カラダ探し THE LAST NIGHT」水彩画風の廃墟シーンで、若者6人が薄暗い光の中を警戒しながら進む横長イラスト

深夜0時。「カラダ探し」を終えた直後、明日香が高広の目の前で消える。そこから3年――今度は5人の高校生が、真夜中の遊園地で目を覚ます。全身血だらけの少女「赤い人」が現れ、逃げ場のない死の夜が始まるが、気づけば朝に戻っている。選ばれた者だけが閉じ込められるループの中で、彼らの前に“かつての面影を失った”高広が現れる。高広は3年間、明日香を探し続けていた。6人は「呪いの連鎖」を断ち切り、明日香を救い出せるのか。そして「カラダ探し」に隠された真相が、ついに輪郭を持ちはじめる。

新キャラ・三神遥について

2022年に公開された『カラダ探し』の続編。

続編を作ると言うことはあの設定の謎が解き明かされるのかと思いきや、なんだかようわからんという印象です。

新キャラとして置かれた木村佳乃演じる三神遥。石になってて顔だけ喋るシュールな三神の存在は敵なのか味方なのか曖昧なまま。




もともと三神はカラダ探しを終わらせるために赤い石を壊そうとして失敗して石に閉じ込められてしまったのだと推測できる。

結局、明日香と入れ替わる形で石から解放されて過去に4人を殺した殺人鬼として転生していました。これって過去が変わっていくってことなの?彼女の生い立ちとか今後続編になったりするのかな?しんど。

明日香にカラダ探しの起源や赤い石の情報を渡し、高広に「やり直す」ためのヒントを与えるなど、結果的に若者たちの攻略を地味に前進させていく。

しかしこのサイコパスの意味ない高笑いってどの日本映画でも出てくる演出は一体なんなの?テンプレ演出にもほどがある。

怖くない。

これ、ホラー映画で致命的だと思うんだけど全然怖くないんです。

なぜなら本作は「いくら殺されても生き返れる」ことがわかってるから。




なんなら殺される前の夜の12時まではあの赤いガキは襲ってくることはないから、「フリータイム」なわけで、何度でもやり直せることをいいことに女を口説くキャラクターまでいて、この緩い青春シーンが一層緊張感を削いでいる。

正直言って何がしたいのかよくわかりません。

さらに言えば舞台の遊園地が疑問。どう考えても学校の方がいいでしょ。ホラー映画的には。

前作と被りたくないしスケールアップしないといけないから遊園地になったんでしょうけど、全然プラスに働いてない気がしました。

だってジェットコースターのシーン以外で遊園地を全く活かせてないから。

やはり私は、ジワジワっと心理的に追い詰めるホラーの方が好きですね。

『リング』の貞子が素晴らしいのは、あのジワジワーっと嫌な余韻があるからいいのです。

こんな激しいテンポで襲い狂う赤いガキとか「ただのモンスター」でしかなく、ビジュアル以外何も魅力を感じない。

追加ルール、うぜぇ。

本作はそもそも何でこうなったのか、根本的な答えがないまま物語を終えていきます。

なぜ深夜12時なのか、なぜあんなに赤いガキが強いのかとか細かいこといい出したらキリがない作品なので考えるのもバカらしくなってくる。




そもそもこの「赤い人」は前作と違っていて本作では明日香の幼少期のようです。結局、なぜかまたゲームに参加することになった高広から火をつけられごみ収集車にスクラップにされてましたが、観ていて思うのはその勝手な設定についてくのがしんどいということ。

赤い石を壊そうとしたものは囚われる?

犯人が変わる?

呪いに飲み込まれてしまう前に~

あの女のカラダ探しが終らせれば~

新ルールが随時勝手に追加されていく感じで、もう知らんがな。

逐一興味がもてない勝手なルールに辟易させられる。私からしたらこれはファンタジー映画みたいな感じで、作者の勝手なルールと世界観が全く合いませんでした。

続編やる気満々らしいけど、もう勝手にやってくれと言う感じだ。

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