ミステリー

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アメリカ映画

【映画】ゾディアック|未解決という地獄。真犯人よりも人間が壊れていく過程を描いた執念の記録【考察】

連続殺人事件を追う人々が、真相に近づくほど人生を蝕まれていく。『ゾディアック』は犯人探しの映画ではなく、執念に取り憑かれた人間の記録である。
サスペンス

【映画】Cloud クラウド|正直つまらない?違和感だらけの集団狂気はなぜ刺さらなかったのか【考察】

転売で生計を立てる一人の男。その静かな日常は、匿名性と悪意に満ちた集団心理によって、音もなく崩壊していく。黒沢清が描く、現代社会そのものを映したサスペンス。
サバイバル

【映画】CUBE 一度入ったら、最後|「出られない箱」を日本で作ると、説教が入る【考察】

密室スリラーの名作「CUBE」を日本でリメイク。極限状況の心理戦よりも、社会性と説教が前に出た結果、閉塞感は増したが鋭さは分散した一本。
SF

【映画】サイン|宇宙人、バットで殴られる。なぜ信仰の話と絡めてしまったのか【考察】

宇宙人侵略を描いたSFスリラーの形を借りながら、物語の軸に据えられているのは一家の再生と信仰の揺らぎ。シャマランが描いたのは、世界の危機ではなく「一つの家族の物語」だった。
ミステリー

【映画】万引き家族|「家族」とは何かを突きつける是枝裕和の到達点【考察】

血のつながりではなく、共に生きた時間が「家族」を形づくる。静かで残酷、それでも温かい是枝裕和の代表作。
サスペンス

【映画】怒り|考察:なぜ人は信じられないのか。疑念が連鎖する群像劇【ネタバレ感想】

「怒り」は殺人事件そのものよりも、人が他者を疑い始めた瞬間に生まれる“感情の崩壊”を描いた作品だ。
サスペンス

【映画】凶悪|なぜこの映画はここまで不快で、ここまで傑作なのか【ネタバレ感想・考察】

死刑囚の告白から始まる、救いのない実話ベースの犯罪劇。「悪」はどこで生まれ、なぜ止まらなかったのかを静かに突きつける。
アメリカ映画

【映画】THE GUILTY/ギルティ(2021)ネタバレ感想・考察|声と想像力だけで追い詰める極限スリラー【考察】

911通報の「声」だけで事件を追う極限のワンシチュエーション。沈黙と想像力が観る者を追い詰める異色スリラー。
サスペンス

【考察】冷たい熱帯魚|でんでんの怪演はなぜ日本映画史に残ったのか【ネタバレ感想】

平凡な日常が、ある出会いを境に静かに壊れていく。『冷たい熱帯魚』は「善人が地獄へ落ちる瞬間」を容赦なく描いた、日本映画屈指の狂気譚だ。
ミステリー

映画『ある男』|結局何が言いたい?ラストシーンと「名前を奪われた男」の正体【考察】

人は「何者として生きてきたか」ではなく、「何者だと思われてきたか」で裁かれてはいないか。『ある男』は、他人の人生を生きた男を通して、名前・血縁・社会的役割といった“ラベル”が、人間をどれほど縛っているのかを静かに、しかし鋭く突きつけてくる作品だ。