ラブストーリー 考察・感想『恋は雨上がりのように』|切なさと爽やかさが同居する「年の差」青春ドラマ 2018年に公開された映画『恋は雨上がりのように』。陸上部のエースだった女子高生と、中年バツイチのファミレス店長が心を通わせるというセンセーショナルな設定で話題を呼びました。主演は小松菜奈と大泉洋。本稿はネタバレ全開で考察感想綴って参ります... 2025.09.20 ラブストーリー日本映画
サスペンス 考察『紙の月』|ラストの意味は?宮沢りえの絶対に幸せになれない女 2014年に公開された映画『紙の月』。普通の女性が堕ちていく様を描いたクライム映画。公開当時なかなか話題になったらしいんだけど自分の中で完全にスルーしていた作品。意識的じゃなくて完全にすっぽり抜けていてNetflixで発見し視聴。本稿はネタ... 2025.09.11 サスペンス日本映画
ホラー 『学校の怪談2』考察|ノスタルジーとジュブナイルの融合!前田亜季の可愛さとのくろ首と野村宏伸のスクリーム顔! 木造校舎の廊下がやけに長く感じる夜——1996年公開の『学校の怪談2』は、平山秀幸×奥寺佐渡子コンビが“子どもの一夜のサバイバル”を本気で描いたジュブナイル・ホラーの傑作。花子さん/人面犬/ろくろ首といった学校怪談のアイコンを首なし校長事件... 2025.08.23 ホラー日本映画
ホラー 考察『事故物件 恐い間取り』|この映画そのものが「事故物件」と化した3つの要因 2020年に公開された映画「事故物件 恐い間取り」は、『リング』の中田秀夫がメガホンを取り、亀梨和也×奈緒×瀬戸康史で“実話ベース怪談エッセイ”を映画化したJホラー。心霊スポットに行く怖さじゃなく、住む怖さ。でもこの映画、ホラーとしては全然... 2025.08.19 ホラー日本映画
サスペンス 映画『サニー/32』考察——「凶悪」チームが描く犯罪史上最も可愛い殺人犯! 『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』など、人間の“醜さの熱”を描かせたら随一の白石和彌監督が、「犯罪史上最も可愛い殺人犯」=サニーという虚像(偶像)をめぐる狂信と暴力を正面から切り取ったの本作。「サニー/32」というタイトルは、無垢さを想起させる... 2025.08.14 サスペンス日本映画
サスペンス 【考察】映画『葛城事件』レビュー|三浦友和が描く“子は親を見て育つ”家族崩壊の構図 映画『葛城事件』は、2016年6月18日公開。加害者側の家族に焦点を当て、「抑圧」「言葉の暴力」「親の一方的な価値観の押し付け」が引き起こす連鎖的な崩壊を描き出す重厚なサスペンスドラマである。原作またはモデルとなった実際の事件のエッセンスを... 2025.08.03 サスペンス日本映画
サスペンス 【考察】映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』|穴だらけプロットを徹底検証! 2012年に公開された、大ヒット刑事ドラマ映画シリーズの最終章『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』。シリーズを象徴する“湾岸署チーム”が再び集結し、国際エネルギーサミット会場を舞台に難事件に挑む本作ですが、公開当時から「粗いプ... 2025.07.16 サスペンス日本映画
アクション 映画『殺し屋1』感想レビュー|人に勧められない衝撃の「マゾ×サイコ」ワールド 2001年12月、カルト的人気を誇る山本英夫の同名コミックを、鬼才・三池崇史監督が浅野忠信主演で映画化した『殺し屋1』が公開されました。本作はR-18指定(暴力描写による初のR-18指定作品)という危険度マックスのバイオレンスアクションとし... 2025.07.02 アクションサスペンス日本映画
アクション 実写版「はたらく細胞」感想レビュー|過労細胞の悲鳴と家族愛を描く社会派エンタメ 2024年12月13日に劇場公開された実写版『はたらく細胞』。公開からわずか半年でNetflix先行配信がスタートし、さらに2025年5月にはブルーレイ&DVDも発売──そのスピード感だけでも話題だが、作品そのものも想像以上のシリアスさと迫... 2025.06.17 アクション日本映画
コメディ 映画『神は見返りを求める』ネタバレ感想|底辺YouTuberと承認欲求と崩壊する善意 基本情報タイトル:神は見返りを求める公開日:2022年6月24日上映時間:105分ジャンル:ヒューマンドラマ/ブラックコメディ監督・脚本:吉田恵輔出演:ムロツヨシ(田母神尚樹)、岸井ゆきの(川合優里)、若葉竜也、吉村界人、淡梨、栁俊太郎ほか... 2025.06.02 コメディ人間ドラマ日本映画