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アメリカ映画

【感想・考察】映画『ステイ・フレンズ』——“友だち+セックス”は成立する?恋愛映画の悲しい現実

「ラブストーリーって本当にパターンないよなぁ。」と観てから毎回思ってしまう私です。本作もまさにそれ。本稿ではネタバレ全開で考察というか感想を述べていきます。基本情報公開:2011年/アメリカ監督:ウィル・グラック(『小悪魔はなぜモテる?!』...
サスペンス

『Believe-君にかける橋-』考察というか感想|木村拓哉×天海祐希×竹内涼真について

『Believe-君にかける橋-』は、テレビ朝日“木曜ドラマ”枠で2024年4月〜6月に放送された全9話のオリジナル連ドラマ。脚本は井上由美子、主演は木村拓哉。テレビ朝日開局65周年記念作で、橋梁建設をめぐるサスペンス×ヒューマンドラマ。本...
Netflixオリジナル

【Netflix】『1922』ネタバレ考察・感想|スティーヴン・キング原作“静かな怪談”が突きつける、罪と後悔の行方

Netflixオリジナル映画『1922』(2017・102分)は、スティーヴン・キング原作の中でも“派手な怪物”は一切出ないタイプ。淡々と進む田園ホラーの画と、良心の腐敗を描き切る。血飛沫よりも後悔の臭いがジワジワ広がる後味こそ、本作の真骨...
サスペンス

【考察】『インフルエンス』完全ネタバレレビュー|鈴木保奈美が導く真相と、友情が“刃”に変わる瞬間インフルエンス

2021年にWOWOWで放送された連続ドラマW『インフルエンス』は、近藤史恵の同名小説を原作に、鈴木保奈美、橋本環奈、葵わかな、吉川愛ら実力派が集結した心理サスペンスドラマだ。全5話という短さながら、観る者に深い余韻を残す一作となっている。...
ホラー

『学校の怪談2』考察|ノスタルジーとジュブナイルの融合!前田亜季の可愛さとのくろ首と野村宏伸のスクリーム顔!

木造校舎の廊下がやけに長く感じる夜——1996年公開の『学校の怪談2』は、平山秀幸×奥寺佐渡子コンビが“子どもの一夜のサバイバル”を本気で描いたジュブナイル・ホラーの傑作。花子さん/人面犬/ろくろ首といった学校怪談のアイコンを首なし校長事件...
アメリカ映画

【考察】ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド|1969年の悲劇を「もしも」で包む、タランティーノのハリウッド讃歌

1969年のハリウッド。ネオンとカーステとAMラジオが支配する街に、落ち目のTV俳優と相棒スタントマンが生きていた——。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、映画そのものへのラブレターであり、同時に“史実の痛み”をフィクション...
ホラー

考察『事故物件 恐い間取り』|この映画そのものが「事故物件」と化した3つの要因

2020年に公開された映画「事故物件 恐い間取り」は、『リング』の中田秀夫がメガホンを取り、亀梨和也×奈緒×瀬戸康史で“実話ベース怪談エッセイ”を映画化したJホラー。心霊スポットに行く怖さじゃなく、住む怖さ。でもこの映画、ホラーとしては全然...
コメディ

【ネタバレ考察】『ブラッシュアップライフ』はつまらない?面白い?──“徳を積む”が物語を縛る?優等生主人公の功罪とドラマ性

週末にまとめて観たら、月曜の朝もつい“徳を積むには何から…”って考えてる自分がいました。会話が長い、テンポが遅いと感じて1話で離脱した人の気持ちも分かる。でも、最終回まで行くとあの雑談がちゃんと意味を持つんですよね。バカリズム脚本の話題のド...
人間ドラマ

『俺の家の話』ネタバレ考察感想|長瀬智也×クドカンがみせる家族×介護×能×プロレス、笑って泣いて胸に刺さる超傑作

46歳の元プロレスラー・観山寿一(長瀬智也)が、認知症気味になった人間国宝の能楽師・観山寿三郎(西田敏行)の介護と家業(能楽の家元)の継承をめぐって実家に戻ることに。そこへ“謎の介護ヘルパー”志田さくら(戸田恵梨香)が関わり、相続・後妻疑惑...
アメリカ映画

【ネタバレ考察】『ゲット・アウト(Get Out)』あらすじ・結末解説|薄気味悪い前半とB級化する後半の真相

2017年に公開されたジョーダン・ピール長編デビュー作『ゲット・アウト』は、低予算ながら世界的大ヒットを記録し、アカデミー脚本賞まで射止めた社会派ホラー。怖さの正体は、幽霊でも化け物でもない。“感じのいい白人家庭”がまとった善意の仮面だ。本...