【マイ・インターン】観たあと全員がいい気分になる!ロバート・デ・ニーロが魅せた癒しと人生の知恵

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アメリカ映画

「最近、ちょっと疲れてるな…」というあなたにこそ観てほしいのが、映画『マイ・インターン』(原題:The Intern)。
主演はアン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロ。2015年公開ながら、今なお多くの人の心を癒し続ける名作です。

基本情報

公開:2015年(日本公開は2015年10月)

監督・脚本:ナンシー・マイヤーズ(『ホリデイ』『恋愛適齢期』)

主演:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ

ジャンル:ヒューマンドラマ/コメディ

上映時間:121分

配信:Netflix、Amazon Prime Videoなど

あらすじ

舞台はニューヨーク。ファッション通販サイトの社長を務めるジュールス(アン・ハサウェイ)は、完璧主義で仕事熱心なキャリアウーマン。一方、70歳のベン(ロバート・デ・ニーロ)は定年退職後の人生に空白を感じ、再び社会とつながるために“シニア・インターン”としてジュールスの会社で働くことに。

最初は40歳も年上のベンに戸惑いを隠せないジュールス。しかし、彼の誠実さや気遣い、時に大胆な行動が、やがて周囲の信頼を集め、彼女の人生にも変化をもたらしていきます。

ロバート・デ・ニーロの魅力満載

最近重い映画が続いたんで「頭空っぽにして観られる映画を」と言うことで『マイ・インターン』。

アン・ハサウェイは清潔感あって好きな女優です。

「プラダを着た悪魔」で一気に気になる存在に。

で、今回もアパレル会社の話なので「プラダを着た悪魔」と微妙に設定がかぶってます。アン・ハサウェイは社長役だけど。

妻にも先立たれた70歳のロバート・デニーロが日々の生きがいの為にアン・ハサウェイのアパレル会社のインターンとして働くわけです。

老人がアパレル会社で働く苦労話かな?と思いきや全く予想と違いました。

ロバート・デニーロは誰からも好かれるコミュ力ばっちりのシニアでなんでも器用にこなし、同僚や社長のアンハサウェイからも絶大な支持を得る。

一見、完璧なようでいて実は嘘つけなかったり、会社のマッサージ師に勃起したり、不法侵入したりなかなかやる男で人間味にあふれています。

何がいいってこのロバート・デニーロがとてもいい。

珍しいです。こんなに嫌味のないキャラって。

これまで色んなロバート・デニーロの作品を観てきたけどこんなにロバート・デニーロがチャーミングで魅力にうつった映画は観たことがない。

この映画のロバート・デニーロを一体誰が嫌いになれるというのか?

2人の主人公のキャラ勝ち

この映画ってストーリーはそんなに重要でもなくてロバート・デニーロのキャラが魅力的なのでずっと観れてしまう。

そしてこんなシニアが近くにいたらいいなとすら思わせる。

万人に好かれるってかなり稀なことだけどこのロバート・デニーロはまさにそれ。

一方、社長のアン・ハサウェイも強い女性ではあるが酒に酔って潰れたり、いびきをかいたり、夫の浮気に向かい合うことができない女性的な一面もあり非常に人間らしく魅力的

つまりこの映画ってこの2人のキャラのおかげでほぼほぼ成功だと思います。

アン・ハサウェイのセリフで印象的だったのが

「いまは女は頑張れ、男はほったらかしの世代」。

確かに現代って女性は自立だの、賢いだの、権利だのやたらと応援されるようになって、逆に男ってないがしろにされてるなと感じます。

男女平等を過剰に意識し過ぎてて少し逆転気味に感じるんですけど。

女性専用車両とかサービスデーとかね。

映画のラストも非常に気持ちのいいものでいつまでも余韻に浸れます。

観た人全員がいい気分になる映画。

これってあるようでなかなかないですよ。

特に天邪鬼な私がこんなにいいと思えるなんて正直驚いてます。

『P.S.アイラブユー』とか『500日のサマー』なんかも好きでなんか勝手に近いものを感じます。

まだ観てなかったら是非ご覧ください。

そりゃ多少はご都合主義的なところはあります。だけどこの映画に限ってはそんなの言うだけ野暮なんだなと悟りました。

ハードル低めで観たんですけど軽く超えましたね。最近観た映画の中でかなり印象がいい。

褒め過ぎか。

こんだけ言ったあとでアレですけど

ハードル落としてご覧ください。

結論:疲れた心に効く、“優しさ”の処方箋

『マイ・インターン』は、大きな事件も奇跡も起こりません。でも、登場人物の一言一言、ちょっとした気遣い、丁寧な言葉に救われる。
「人生に遅すぎるなんてことはない」とそっと教えてくれる、そんな映画。

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