『トイ・ストーリー4』考察|ウッディの“独り立ち”物語にアンチが多い理由

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アニメ

基本情報

原題:Toy Story 4

公開年:2019年(日本公開:2019年7月12日)

上映時間:100分

監督:ジョシュ・クーリー

脚本:アンドリュー・スタントン、ステファニー・フォルサム ほか

出演(声/日本語吹替):

  • トム・ハンクス(ウッディ)/唐沢寿明
  • ティム・アレン(バズ・ライトイヤー)/所ジョージ
  • アニー・ポッツ(ボー・ピープ)/戸田恵子
  • トニー・ヘイル(フォーキー)/竜星涼
  • キーガン=マイケル・キー&ジョーダン・ピール(ダッキー&バニー)/松尾駿・長田庄平(チョコプラ)
    ジャンル:アニメーション/ファミリー/アドベンチャー
    配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
    言語:英語(日本語吹替版あり)

あらすじ

新しい持ち主ボニーの元で暮らすウッディたち。ボニーが幼稚園で作った“ゴミから生まれたおもちゃ”フォーキーを守る旅の途中、ウッディはかつての仲間ボー・ピープと再会。“子どものために生きる”か“自分で道を選ぶ”か—

大人の事情で作られたであろう作品

「トイストーリー」シリーズは結構好きで、一作目は95年だからいまから30年前にリアルタイムで観てました。

子供ができてまさか子供たちと一緒に観ることになるとはなんとも感慨深い。

本シリーズは3でアンディが成長し、ボニーという女の子の幼稚園児にウッディたちオモチャを譲って完結かと思われたが、まさかの続編。

いくら客が入るからと言ってピクサーは無理にシリーズ化する傾向がある。

ファミリー層向け映画は親御さんたちも一緒に来るから収益的にもいい。ポップコーンも売れますしね。

子供達に愛される新たな作品を一から生み出すよりも手っ取り早く続編作る方が楽なのかね。

綺麗に終わった前作からどう言うふうに物語を展開させるのか気になって観たが、正直あってもなくてもいいような作品だった。

なんで作ったのか考えるとやはり大人の事情としか思えない。

ウッディの成長物語

同じことを思ってる人が多いのかこの作品には意外とアンチが多い

確かに前作で綺麗に終わっておけばよかったものの、無理矢理話を作った感がある。

が、僕はそんなに悪い作品だと思わなかったけど。蛇足なのは間違い無いけど。

本作はやたらと「持ち主」にこだわり続けてきたウッディの心境に大きな変化が現れる。

かつての仲間だったボーの登場。彼女はやたらと活き活きしてて持ち主にこだわらない。

なんか現代の強い独立した女性像。

そんな彼女の生き方、考え方に影響されたのか最後にはバズたちと別れ、ウッディもボーと残りおもちゃと子供達を繋げる活動をすることになる。

今まで観てきたシリーズでもなかなか大きな展開じゃないか。

これはウッディの成長物語と捉えるとそんなに悪い展開じゃないと思う。

ウッディが嫌い

この映画を批判してる人が気になってるのは、そもそも幼稚園児の少女ボニーはウッディを大切にしてないと言うこと。アンディに「大切にしてね」と言われてもらったのに…

まぁけど女の子だしね。そんなもんでしょ。その辺はリアルだと思いますよ。

アンディとは嗜好も違うし仕方がないと思う。雑に扱われるのもね。

ってなんでこんなにすんなり受け入れられるかと言うと、

そもそも僕はウッディが好きじゃないから。

一作目でアンディの愛を自分のものだけにしたくてバズを抹殺しようとしたり、やたらと自己中で頑固だったり正直苦手なんです。こいつ。

だから雑に扱われるウッディがいつまでもボニーのところにいるよりかは違う生き方があってもいいと思う。

って1〜3が好きだった人たちにはなかなか本作は受け入れられないようですけどね。みんなそんなに思い入れあるのか。

見どころはバイクの彼のアクションシーン。あとは声優でチョコレートプラネットが出演していたことぐらいか。

なんか5がやるみたいですけど多分子供達と観に行くことになるんだろうな。

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